ちょっと解説

白長渕って、何?

 

 もちろん長渕剛のことです(笑)。
長渕剛は、デビューから現在に至るまで、その作品の方向性や唄い方などが
ちょっとずつ変化してきました。おいらはそれを三期に分けて、勝手に「白長渕」「灰長渕」「黒長渕」と呼んでいます(笑)。

 

◎ 白長渕
  
(しろながぶち)
デビュー当時の、ラブソングを中心に歌っていた頃。
唄い方も普通で、綺麗なファルセット(裏声)を使うのが特徴的だった。
 
◎ 灰長渕
  
(はいながぶち)
 初のライブアルバムを出した頃、「これで俺の弾き語り人生に一区切りが付いた」と語っていた長渕。それを示すかのように、それ以降から少しメッセージ色の濃い作品が多くなり、弾き語りにこだわらず、バンド編成でライブをするようになる。唄い方も、少し潰したような発声に変わるが、まだメロディはきちんと唄っている(笑)。
 
◎ 黒長渕
 
 (くろながぶち)
 シングル『久しぶりに俺は泣いたんだ』で「俺らしい唄い方を見つけた」と語っていた。ハスキーな発声に磨きがかかり、絞り出すような唄い方でメロディもあってないようなものになる。最初は忌野清志郎みたいな唄い方だと思ってたが、だんだん”長渕色”みたいなものが出来てきた。少しロック系に行きかけていたが、アルバム「STAY DREAM」あたりから、またアコースティックに戻る。
「巡恋歌」「乾杯」「おいらの家はハイウェイ」等、"白"時代の名曲を"黒"風にリメイクしたりしたが、おいらには馴染めなかっ なぁ(笑)。
 

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