ポエムだぴょん!

No.4

 片想い

それはおもちゃを欲しがる子供のようなもの
「あのおもちゃが欲しい」
でも高くて買えない

子供は毎日おもちゃ屋へ通う
そしてショーウインドウの中をのぞきこみ
「まだ売れてないや。よかった」
なんてつぶやいてみる・・・

手に入れて遊んでみれば
すぐに飽きるのかもしれない
でもショーウインドウをのぞくだけの彼の心に浮かぶのは
楽しそうにそれで遊ぶ自分の姿だけ
そして憧れだけが増幅していく
いつしか かけがえのないもののように・・・

 

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