ポエムだぴょん!

No.6

 いのり

どうしようもない哀しみ
どうしようもない虚しさ
時の癒しを待つだけの 
うつろな空間

あなたのために用意した 小さな花束
後ろ手に隠したまま 笑顔、笑顔、笑顔

朝起きて 顔を洗う時
鏡の中の自分だけが 本当の顔をしている


明日のあなたは何処にいるの
明日のわたしは何処へ行くの
小鳥は誰のために唄っていたのか
今気づいたようです

この胸に抱えた 幾多の言葉
心に沈めたまま 小さく手を振る

いつかきっと・・・ いつかきっと・・・
くり返すことがきっと 信仰を産むのでしょう

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